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メタボからの脱出!?

2021.11.09

 10月下旬に受けた人間ドックの結果が着いた。8月に還暦を迎え多少食欲が落ちていたせいもあるが「でぶ」判定から「小でぶ」判定にグレードアップし、メタボ対象外となった。 
 職場のスタッフからも「痩せました?」なんて言われ一人でほくそえんでいたが、実際に通信簿が出ると結構嬉しいものである。
 筆者はお酒が大好きで、毎日家の内外問わず飲んでいる。還暦の機会に多少気を付けてみようと思い、以下を実践してみた。

① 酒種・飲法の工夫
 お酒は種類によってカロリーが異なる。100gあたりのカロリーはおよそ次の通りだ。

 ウイスキー 237kcal / 焼酎 146kcal / 日本酒(純米)103kcal / ワイン 73kcal / ビール 39.9kcal

 ウイスキー・焼酎は一見「でぶまっしぐら」に見えるが、まああまりストレートでは飲む事はない。美味しい飲み方として酒1に対し割物2~2.5で割るケースが多い為、100gあたりのカロリーはいずれも日本酒・ワインを下回る水準に落ち着く事になる。

 ジジイになってきてすぐ満腹にもなる為、次の飲み方に変えていった。

 ・ビール1杯(中ジョッキまたはハートランド小瓶330ml)
 ・日本酒1杯(基本1合+αまで)
 ・焼酎またはウイスキー(水割りまたはソーダ割、2合程度)

 細かい点だがビールは少し減らし、日本酒も純米酒を選んでいる。(少しカロリーが低い)そしてソーダ割も「0kcalサイダー」などにシフトしている。

② つまみのセレクト
 前回「ダシ」の話をしたが、つまみも選び方で美味く低カロリーのものがゲットできる。
 例えば「豆腐」だが、本体自体に味はあまりないものの言い換えれば薬味でお好みに変化させることが出来る。
 山形県の郷土料理である「だし」や、キムチをみじん切りにしてごま油と一緒に載せるといった前菜、カツオのたたきのカルパッチョ風、ササミの湯がきの梅肉和えといったメイン、カリフラワー米の半チャーハンを主食など「我慢の代用食」というよりは「めっちゃ美味い酒のつまみ」として食が進むのである。

 要は①と②を上手く合わせる事で、ストレスとは無縁の食事法により「でぶからの脱出」ができたのである。
(もっともまだ小でぶだが)
 しかし約4か月で5キロ弱減ったのは事実だし、各種指標も結構改善できたことは満足している。
「継続は力」とはよく言ったもので、些細なレベルでもフリクションを上手く解消の上続けられれば、それ相応の成果がついてくるものだ。
  
 だが11月7日に阪神タイガースがCSに連敗し筆者の今シーズンが終わってしまい、ムカついて飲んでしまった結果「小でぶ」が「でぶ未満」にまで成長してしまった。
 還暦のジジイらしくもう少し大人にならないと、健康には手が届きにくいらしい。

 

【山形のダシ】
 山形県の郷土料理。主に夏場にご飯や冷奴と一緒に食べる。
 材料:きゅうり、オクラ、大葉、みょうが、生姜、ガゴメ昆布
 調理:材料を包丁で5ミリ位に細かく刻みどんぶりまたはボールに入れる。
    醤油大さじ3、みりん小さじ2、砂糖小さじ1、酢大さじ1/2  を入れよく粘るまで混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
    ご飯や豆腐にかけてどうぞ。

 ※ナスを入れても良いですが色落ちするので、食べる前に加える事をお勧めします。
 ※面倒な人は材料をフードプロセッサーで粉砕し、白だし入れても〇です。

執筆:Y.O

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